「直葬」の意味を教えて頂きました
大阪の葬儀屋へ電話をかけ、「直葬」の意味を教えて頂きました。文字通り、通夜・告別式は行わず火葬場へ直行するシンプルな葬儀だそうです。生前「俺の葬儀はいらん」と豪語していた父を思い出し、そのままその葬儀屋にお願いすることにしました。
葬儀屋はすぐに病院まで駆けつけてくれ冷たくなった父を引き取ってくれました。火葬の日まで安置してくるそうです。火葬の日取りは葬儀屋が手配してくれましたが、火葬場の日程上三日後となりました。
その後私と母は自宅に戻りました。本来ならばこの日に通夜が行われ、後に告別式となったのでしょうが、家に着いた私と母はなんとなく普段の日常を過ごしましたので、良いかどうかは分かりませんが悲しみは薄れた気がしました。
そして火葬の当日、父と最後の別れをし、軽くなった父を家に連れて帰りました。帰りは葬儀屋の車で自宅まで送ってくれ、祭壇セットを頂きました。
直葬という火葬するだけで一見心のこもらない葬儀のようにイメージしましたが、火葬の直前には簡単な「お別れの儀式」のようなものを執り行って頂き、十分父を見送ることができました。何より父の希望でもありましたので、この直葬というあり方を知り得て良かったと感じました。
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