亭主が死んで家を出た義母の葬儀

長男がなさぬ仲で後妻に入ったのですが、亭主が癌で先立つと家に居るのも辛くなり、結局家を出て、長女である妻がいろいろ世話をやいていました。

やがて痴呆が出て施設に入り、その後体調が悪くなり入院してあっさり逝ってしまって、家族葬を松原で手配したのですが、事情を説明するとお寺の問題が厄介だということになってしまいました。

うちのお墓に入れようとも思ったのですが、それもお寺の問題でままならず。

葬儀をする事もなく火葬をし、とりあえず熊本でがん免疫療法の合間を縫って来てくれた親戚や知人に焼香をしていただいて、会場を借りて、法事のような真似事をしてその場をおさめました。

骨を自宅で保管しながら葬儀社と相談して、永代供養をしてくれるお寺を紹介していただいて、ようやくそこで供養をしてもらいって納骨することができました。

安易に考えていた葬儀とお寺の関係は、宗派の問題やお寺さんの都合、さらには家の事もあってこちらで考えていたような簡単な話ではかったのです。