冬から春へ、大切な人を亡くしました。

若いときから東京のゴミ屋敷清掃会社で働き苦労続きだったおじいちゃんが、亡くなりました。季節は冬から春へと移りおじいちゃんが大切にしていた庭の木々達も春を待ちかねたように芽吹き始めたというのに肝心のおじいちゃんはもういません。派手なことや目立つことを嫌ったおじいちゃんの葬儀は、おじいちゃんのことが心から大好きだった家族と親族で行う家族葬で送ることにしました。生前、おじいちゃんと仲良くして頂いたおじいちゃんのお友達には家族葬をご理解頂きお時間が許せばご参列頂くつもりです。おじいちゃんが亡くなって家族の悲しみは例えようがありません。私たちとは面識もない仕事上でお世話になった方々には私たちの悲しみをご理解頂き失礼のないよう後日お手紙を出させて頂くつもりです。おじいちゃんがお世話になった方々に失礼があってはおじいちゃんにも申し訳が立ちません。誰の目も気にせずおじいちゃんと最後のお別れをするために私たち家族は、家族葬を選びました。おじいちゃんは何というでしょうか。

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